JACモリンガの森
地球の豊かな未来に向けて、「JACモリンガの森」プロジェクト始動
JAC Groupは、2008年よりインドネシアとマレーシアで植林を実施し、地球の緑化に向けた熱帯雨林再生活動に取り組んできました。この活動は、地球温暖化対策に加えて森に生息するさまざまな生命を救うと同時に、苗木作りや植樹作業を地元の人々と協力して行うことで、現地の雇用促進にもつながっています。
そして2024年から、沖縄の宮古島とマレーシアにて、スギの10倍以上のCO2吸収力を持つモリンガの植林による森林再生の取り組み「JACモリンガの森」プロジェクトを新たに開始し、さらなる地球温暖化対策と現地の生態系保全、地域活性化に取り組みます。
私たちは、モリンガの森が未来世代にも恩恵をもたらすことを願い、地球環境の改善に対する責任を持って取り組んでまいります。
宮古島での活動
JAC Groupは、一般社団法人モリンガの森プロジェクト協会(Moringa Forest Project、以下MFP)の沖縄県宮古島市の狩俣地区での取り組みに協賛し、年間1,000本以上のモリンガの苗を植樹する予定です。2024年の植林本数は1,000本を想定しており、2025年以降は、さらに本数を増やして植林を進めていく予定です。
沖縄県における森林率の平均は46%であるのに対し、宮古島は16.4%と大変少なく、また2015年からの観光客の急増や、それに伴う建設工事の増加の影響により、CO2排出量は増加傾向にあります。主要産業である観光業を振興しつつ、CO2排出削減を図るため、宮古島市では植樹による課題解決を図っています。
MFPは、モリンガを植林することで脱炭素社会の実現だけではなく、モリンガが持つ高い栄養価と太古の昔から薬としても用いられていた効果効能を生かした商品開発等でビジネスを立ち上げ、地域貢献を果たすことを目的として設立され、JACはその活動に賛同しています。
2024年7月、同地区で「JACの森 植樹フェスタ」が開催され、自治会会長や教育委員会教育長、MFP理事長、弊社役員が地域住民の皆さまとともに120本のモリンガの苗を植樹しました。当日の様子は『宮古毎日新聞』や『宮古新報』に地球温暖化抑制を目指す活動として掲載いただくなど、本プロジェクトへの大きな期待が寄せられています。
マレーシアでの活動
マレーシアでは、公益社団法人日本マレーシア協会(Japan Malaysia Association、以下JMA)に協力いただき、ボルネオ島にモリンガの苗木を植樹する予定です。マレーシアの気候を考慮しながら、今後、複数回にわたり植樹を予定しています。
なお、JMAには、当社グループが2008年から同地域で実施している植林活動についても協力いただいており、これまでに累計60,688本の植樹を行っています。
>植林活動に関する取り組みはこちら
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