ダイバーシティ&インクルージョン


ダイバーシティ&インクルージョン
世界12ヵ国にオフィスを構えるジェイ エイ シー グループは、性別、国籍、人種、年齢、性自認、性的指向、障がいの有無、宗教、信条などの多様性とさまざまな価値観を尊重します。
「ダイバーシティ&インクルージョン」は、企業理念のPhilosophy & Policy(哲学と方針)にFairness(正当性)を掲げている当グループにとって大切な価値観であり、より多くのプロフェッショナルが、より開かれた環境で自分らしく活躍できる職場づくりを進めています。
多様性を求めるクライアント企業に対しても、多様な人材を紹介することで、さまざまなプロフェッショナルが躍動できる社会の実現に積極的に貢献していきます。
女性の活躍

当社の女性社員比率は40%と、全国平均を上回り、多くの女性社員が活躍しています。これはジェイ エイ シー グループ全体では50%に上ります(2021年実績)。また、当社は女性管理職は25%にとどまっており、これを2025年までに40%に引き上げることを目標に、様々な取り組みを実施しています。
育児支援制度
当社は少子化対策への貢献と、子供を持つ社員が仕事と育児を両立し、継続してキャリアを築くことができるよう、2007年から「社員育児支援 Project」を継続して行っています。
子を持つ社員に対し、育児支援金として子供一人あたり上限10万円/月(生後9か月まで)~3万円/月(小学1年生~3年生)を支給し、キャリアのブランクを空けずに早期に復職し活躍できるよう支援を行っています。
障がい者雇用の取り組み

誰もが生き生きと働ける職場を目指し、当社は障がいのある方の雇用を促進しています(2021年2月現在、法定雇用充足率130%)。
この取り組みのひとつとして、2013年10月より千葉県市原市の農園で、障がいのある社員が農業に従事しています。
収穫された作物は定期的にJAC社内で行う即売会で社員が購入することで、皆で障がいを持つ方々の活躍と収穫の喜びを分かち合っています。
JAC Group Diversity & Inclusion Steering Committee
ジェイ エイ シー グループでは、一人ひとりを「異なる」存在として受け入れています。組織とチームを構成するプロフェッショナルな一人として、その「違いや個性」を「強み」として活かしていくことを大事にしています。
仕事もプライベートでも、個々が自分のやりがいと意欲を持ち、Freedom & DisciplineのPhilosophyのもと、生き生きと働きながらプロフェッショナルとして「個性」を「強み」として最大限発揮できる環境を築いていけるよう、2021年6月に、私たちは、「ジェイ エイ シー グループ・ダイバーシティ&インクルージョン・ステアリングコミッティ」を立ち上げました。
Women Empowerment Committee
チームの活動目的
個々の強みや個性が重視され、性別や年齢に関係なく能力を発揮できる組織が実現されるために、私たちは、個性、強み、適性、可能性等でマネジメントが公平に選抜されて、「個が活かされている組織風土」の醸成(=インクルージョン)につなげていくことを目指します。
新しい発想やイノベーション創造、健全な対話や物事の判断において、男性偏重のマネジメントは偏った意思決定になるリスクを秘めています。マネジメント適性/想い/意欲/可能性のある女性も生き生きと強みを発揮できる多様性あるマネジメント状態が、「職場のアンコンシャス・バイアスへの向き合い」と「心理的安全性を高める」ことにつながります。
チーム1:ライフ&キャリア
ジェイ エイ シー グループの全ての女性社員が、個人の価値観を大事にしながらライフとキャリアのバランスを保ち、キャリア実現ができるよう、またマネージャーへのキャリアを含めて社内での様々なチャレンジに対し前向きに思考し実現していけるよう、社内での横断的な対話や取り組みが促進されていく組織風土づくりに貢献する。
チーム2:アンコンシャス・バイアス
誰もが持っているジェンダー( 性別) を中心とする様々な無意識の偏見を意識・自覚し、対応できるようにすることで、多様な社員が能力を発揮し、ジェイ エイ シー グループが持続的に成長していくための組織風土づくりに貢献する。
代表的な活動内容

チ ー ム1
・ 社内ロールモデルによる全社員向けウェビナーの実施
・ 社外スピーカーを招いた啓発セミナー
チ ー ム2
・ 社員の意識傾向を知るための「アンコンシャス・バイアス・サーベイ」を実施
・ 管理職研修& ワークショップをH R ディビジョンと協働で企画、実施
LGBTQ Committee
チームの活動目的
ジェイ エイ シー グループにおいて、LGBTQの認知度を向上させ、また正しい理解を深めることにより、自分らしくいられることで働きやすい職場環境を実現することを目指します。さらに多様な社員の多様な意見やアイデアを活用することで、革新的な力が創造される環境も目指しています。そのために、社内啓発セッション等を実施しています。また、性的指向や性自認にかかわらず平等な採用・福利厚生等のガイドラインが整備されるよう働きかけていきます。
代表的な活動内容

・年2回の社内意識アンケート調査の実施
・役員・管理職向け研修の実施
・社員向け動画研修の実施
・アライ育成研修をコミッティメンバー向けに実施
・他社のLGBTQ担当部署との意見交換会
・アライ表明希望者へのアライステッカー配布
「PRIDE指標2022」において最高位「ゴールド」を受賞

当社は、任意団体work with Prideが策定するLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組みに対する評価指標「PRIDE指標2022」において、最高評価である「ゴールド」を受賞しました。
上記のような活動を重ねたことにより、全社員向けアンケート調査でアライに対する認知度が当初の結果から41.8 %向上するなど、明確な成果にもつながっています。社員が自分らしく働ける職場環境を実現するために、今後もさまざまな活動に取り組んでいきます。