Recruitment Process Optimisation(RPO)
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採用のプロフェッショナルと共に──デンソーが築いた信頼と成果
株式会社デンソー
人事部 採用室 キャリア採用課長
近藤 宏彰 氏
1949年の創業以来、世界中の自動車メーカーに高品質な部品を供給し続けてきたデンソー。愛知県刈谷市に本社を構える同社は、自動車業界の中核企業として、電動化・自動運転・環境技術など、次世代モビリティ社会を支える技術革新に挑み続けています。
近年では、サステナビリティ経営を軸に、「社会課題の解決」と「人の幸せと成長」の実現に向け、企業としての存在価値をさらに高めています。そして今、採用戦略においても大きな転換期を迎えています。
今回は、採用の最前線で活躍する近藤課長に、JAC RPO導入の背景やその成果、そして「選ばれる会社」を目指す未来の採用戦略についてお話を伺いました。
JAC RPO導入の背景──採用課題と理想の採用
──RPOを導入された経緯についてお聞かせください。
近藤課長:私が採用課長に就任したのは2021年のことです。当時はCOVID-19の影響もあり、年間のキャリア採用人数は50名にとどまっていました。しかし、その後、自動車業界における変革が一気に加速し、欧米やアジアの自動車メーカーが本格的にEVシフトを進める中、私たちも変化への対応を迫られました。特に、ソフトウェア、ハードウェア、半導体分野での即戦力人財の確保が急務となり、従来の採用体制では限界を感じていました。こうした背景を踏まえ、採用活動の質とスピードを両立させるために、RPOの導入を決断しました。
──他のRPOサービスも検討されたと伺いましたが、最終的にJAC RPOを選ばれた理由は何だったのでしょうか?
近藤課長:以前、別のRPOサービスを利用したこともありましたが、私の理想とする「採用のあり方」とは少し違っていました。私が本当に求めていたのは、業務や組織を切り離して委託するのではなく、私たち採用チームの一員として、共に採用活動に取り組んでくれる“パートナー”です。
JAC RPOの導入検討の際、担当するリクルーターの経歴や専門性を事前に丁寧に共有してくれました。ソフトウェアに関する知見を持ち、かつメーカーでの実務経験もあるなど、私たちが求める人財像に合致するリクルーターをご提案いただけたことが、導入の決め手となりました。
導入後の変化──“手触り感”と成果
近藤課長:JAC RPOのリクルーターは、当社の採用課題を的確に把握し、社内外に対して積極的に提案を行ってくれました。その姿勢はすぐに社内でも認知され、「デンソーの採用担当」として自然に受け入れられていきました。また、採用手法やソーシングに関する新たな提案により、これまで手がつけられていなかった施策にも着手でき、チーム全体の採用力が確実に底上げされたと実感しています。着任当初は、転職市場でも特に候補者が少ない難易度の高いポジションの採用をお願いしていましたが、期待を大きく上回る成果を出していただきました。その結果、採用計画の拡大に伴い、JAC RPOのチーム体制の強化をお願いすることとなりました。
“頼れる存在”へ──現場にもたらした信頼と進化
近藤課長:JAC RPOのリクルーターは、事業部のニーズを的確に把握し、求人票の精度向上にとどまらず、要件定義の段階から積極的に関与してくれました。その姿勢は、単なる業務委託ではなく、採用戦略を共に創り上げる“パートナー”としての存在感を強く印象づけるものでした。
採用実績が着実に積み重なる中で、現場だけでなく経営層からも採用に対する期待が大きく高まっています。これは、私たち採用チームが全社を巻き込みながら成果を出してきた結果であり、その背景には、JAC RPOのリクルーターが「デンソーの採用担当」として、単に人を集めるだけでなく、採用の質と組織への信頼を同時に高めてきた実績があります。
今では社内において「RPO=業務委託」ではなく、「RPO=採用のプロフェッショナルパートナー」という認識が定着しつつあります。こうした“期待以上の成果”こそが、JAC RPOの真価であり、デンソーの採用力を支える大きな推進力となっています。
未来への展望──選ばれる会社を目指して
近藤課長:JAC RPOのリクルーターの支援によって、 “学びのフェーズ”を終え、次のフェーズへ進む準備が整いました。
これからは、優秀な人財の獲得競争がさらに激化する時代です。潜在層へのアプローチや、企業としての魅力を伝える採用ブランディングの重要性はますます高まっています。JAC RPOのリクルーターにもご協力いただきながら、オンラインとオフラインを組み合わせたキャリアイベントの開催や、重点事業領域におけるコンテンツ制作など、デンソーの魅力をより広く発信する取り組みを進めています。
──今後、JAC RPOに期待することについてお聞かせください。
近藤課長:これからも、「デンソーの採用チーム」の一員として、共に歩んでいただくとともに、当社の事業領域に対する深い理解と高い専門性を持ち、常に一歩先を行く存在であってほしいと考えています。扱う領域が専門的で難易度が高いことは承知していますが、それでも頼れるパートナーであり続けていただくことを期待しています。
そして、これからも強固なパートナーシップを築いていきたいです。
現在、電動化や自動運転といった技術革新の波の中で、これまで社内にはいなかったような高度専門人財の獲得が求められています。
そのためには、単なる採用活動にとどまらず、候補者への魅力づけ、採用施策の立案、制度設計などを含めた総合的な人財戦略が不可欠です。採用はもはや人事部門だけの仕事ではなく、経営戦略と密接に結びつくべき領域です。人財の確保が進まなければ、経営戦略の実現に影響を及ぼすと考えています。
だからこそ、私たちデンソーは採用に本気で向き合っています。未来を創る人財を、戦略的に、そして誠実に迎え入れる。その覚悟と責任が、今の採用チームには求められているのです。
これからもJAC RPOと共に、技術と人の力で未来を創るデンソーの挑戦を支えていきたい。それが私たちの想いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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