Recruitment Process Optimisation(RPO)
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“患者にブレークスルーを届ける”
──製薬会社人事が語る、ファイザー社×JAC RPOの最前線
ファイザー株式会社
ピープルエクスペリエンス 採用部(Talent Acquisition team)マネジャー
栗田 智也 氏
ヘルスケアの未来を支えるファイザー株式会社では、MD(Medical Doctor:製薬会社や医療機器メーカーに勤務する医師)の採用に注力しています。限られたリソースの中、求められたのは、即戦力として自走できるリクルーターの存在でした。採用業務のパートナーとしてJAC RPOを迎えた背景には、製薬業界特有の課題や、ファイザー社ならではの価値観がありました。
RPOの導入から採用成果、同社の魅力や今後の展望まで、採用部のマネージャーである栗田氏が語る、リアルな現場の声をお届けします。
採用現場の課題と、RPO導入の決断
──まずは、RPO導入のきっかけについて教えていただけますか。
栗田氏:当時、採用チームは中途採用・新卒採用担当が各1名と、私の3名体制で、実質的にリクルーティング業務は私一人で担っている状況でした。加えて、新規プロジェクトの立ち上げに伴い、専門性の高いポジションの採用ニーズが急増。営業職のMR(Medical Representative:医薬情報担当者)は現場にいましたが、MA(Medical Affairs:医療従事者への情報提供や、医薬品の適正な使用を促進する役割)領域において、より専門性の高い情報提供ができるMDの採用に注力する必要がありました。
ただ、製薬企業で働くことをイメージできない医師の方々も多く、その魅力を伝えるための“啓発”やプロモーションにも注力しなければならず、更なるチーム力の強化が必要でした。そこで、即戦力として採用業務を担えるRPO(Recruiting Process Outsourcing:採用代行)の導入を検討することになりました。
──JAC RPOを選定された理由をお聞かせください。
栗田氏:数社比較検討する中で、コスト面やサービス内容だけでなく、JAC RPOからアサインいただけるリクルーターが、ヘルスケア業界の企業人事出身という点が決め手となりました。製薬業界は独自の規制や、必要とされる人財要件が他業界と異なるので、業界の理解も重要です。JACの提案は、当社が求めるニーズと親和性を踏まえたものでしたし、以前から人材紹介サービスでも多くご支援いただいており、会社としての信頼も大きかったですね。
RPO導入後の成果──「分身のような存在」だった
──RPO導入後の業務分担や、成果について教えてください。
栗田氏:弊社では、患者さんへブレークスルーをお届けするため、日々切磋琢磨をする必要があるのですが、導入期間中に8割の採用目標数を達成できました。その後は私自身が継続的に採用活動を行い、最終的にほぼ100%の充足率となりました。
JACのリクルーターの方には約20ポジションを担当いただき、母集団形成からクロージングまで、面接対応以外の業務をお任せしました。最初の1ヵ月はミーティングに同席していただきましたが、すぐに当社の企業文化とプロセスに馴染んでいただけたので、大変助かりました。きめ細やかな対応で、部門の採用責任者ともしっかり関係性を築き、私の分身のような存在として活躍してくれました。
MD採用と“ジグザグキャリア”──ファイザー社ならではの魅力とは
──今後の採用活動については、どのようにお考えでしょうか。
栗田氏:現在もMD採用に力を入れておりますが、単に良い人財を公募するだけでなく、“製薬会社で働くことの魅力そのものをどう伝えるか”という視点も必要とされています。
エンプロイヤーブランディングやプロモーションの強化は、今後も不可欠です。人事制度として、休暇の取りやすさや、柔軟な働き方など、ワークライフバランスを保ちながら医療業界に貢献できるということを、これからも伝え続けていきたいです。
弊社は、患者さんのヘルスケアを非常に大切にしている会社ですが、社員のヘルスケアも同じように大切にしているので、定着率や、社内でのキャリアの築き方という観点からも、幸せに働いていただける環境であると思っています。
──社員のキャリア支援のために、どのような取り組みを行っていますか。
栗田氏:弊社では、社内公募制度によるキャリア形成を行っています。同じポジションに12ヵ月在籍すれば、社内のどのポジションにも応募ができる制度で、「ジグザグキャリア」と名付けて運用しています。
R&D(研究開発)からコマーシャルまで、幅広い職種を経験できるのが当社の強みで、型にはまらないキャリアを築くことができます。 具体的な例を挙げさせていただくと、以前、MA部門へご入社されたMD社員が、今はコマーシャル部門でリーダーとして活躍しています。また、上長との1on1を実施し、社員一人ひとりが自分のキャリアについて考え、決断できるようサポートしています。
“健康を守る”誇りと責任──ヘルスケア業界の醍醐味
──貴社のミッションや、仕事を通じて感じるやりがいについて教えてください。
栗田氏:弊社は、医療の未来を支える企業として、 “患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生み出す”ことをミッションとして掲げています。
例えば営業職であれば、その先には患者さんがいます。仕事を通じて患者さんへの貢献や、社会貢献につながっている実感を得られる瞬間があります。人々の健康に貢献するという意味で、非常にやりがいのある仕事です。日々、人々は生活をする中で、その価値は揺るぎません。
ともに働きたい人材像──“Patient First”と4つのValues & Behaviors
──最後に、ファイザー社が求める人材について教えてください。
栗田氏:我々は、“患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生み出す”という使命を持っています。その思いに共感していただける方と一緒に働きたいですね。
つまり、Patient first(ペイシェントファースト)患者第一に考えられる方です。
弊社は4つのValues & BehaviorsとしてCourage(勇気)、Excellence(卓越)、Equity(公平)、Joy(喜び)を掲げています。
これらに共感し、行動に移せる方と出会えたら、非常に嬉しく思います。特に、我々のパートナーとなっていただく顧客である現場の医療従事者の方々としっかりディスカッションできるようなMDの方々を歓迎します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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