代表からのメッセージ

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株主の皆様へ

代表取締役社長 松園 健

松園株主の皆様には、日ごろよりご支援を賜りまして、厚くお礼を申しあげます。
また、代表取締役社長として10年目を迎えられましたことに、心から感謝いたします。


第34期となる2020年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な急拡大という未曾有の事態の中、当社グループにとっては期初に公表いたしました通期連結業績予想を5月には一旦取り下げざるを得ず、また、結果といたしましても、2013年から継続してきた増収増益を維持できなかったという、大変残念な一年となりました。


当社グループの中核事業である国内人材紹介事業の2020年上半期の業績は、2019年下半期から注力してきた諸施策が奏功し、ほぼ期初計画に沿った結果を出すことができました。しかし、4月の緊急事態宣言発出当初は全社において在宅勤務へ移行せざるを得ず、事業の運営も試行錯誤を余儀なくされました。この間における求人案件減少と進捗遅延は著しく、当年第3四半期の業績を低迷させる結果となりました。緊急事態宣言解除後の6月以降は在宅と出社をおり交ぜた態勢から徐々に通常の業務態勢へ復帰を進め、第4四半期には生産性の回復も確認できるようになりましたが、その成果を業績の報告という形で年内にお届けできなかったことについては、経営一同多いに反省しております。


海外事業においては米中貿易摩擦による景気後退が続く中、2020年の序盤から新型コロナウイルス感染症の拡大が業績に影を落とすようになり、その影響は時を追って国内以上に強まりました。その結果として上半期には特別損失を計上せざるを得ず、その後も業況の厳しさ自体は変わりませんでした。しかし、当社グループの長期的な成長戦略にとって当該事業は不可欠であるとの判断から、早期の事業再建に向け、9月に統轄事業責任者を採用、シンガポールの本社に常駐で配置し、既存マーケットの深堀と新規マーケットの開拓で挽回を図っております。


2020年の世界経済に大きな衝撃を与えた新型コロナウイルス感染症ですが、一方で、当社グループがそれを通じて新たに得たものも大きかったと考えております。

一つには、コロナ禍で求められた「New Normal」が新たな人材の需要を生み出しており、その需要に的確に応えることが、当社グループの事業基盤の強化に直結していく手ごたえをつかむことができました。また一つには、テレワークの普及に伴う最新のIT技術を駆使したコミュニケーション・スタイルの多様化が、対人材と対企業の両面で新たなビジネスチャンスの創出につながることを日々の事業活動を通じて実証することができました。


これらの経験から学んだことが、コロナ収束後の当社グループの事業運営にとって大きな財産であり続けるだろうと考えております。


第35期となる2021年においても、新型コロナウイルス感染症をめぐっては国内外で予断の許されない状況が続いております。しかしながら、世界各地でワクチンの開発と接種開始に一定の目途が立ち始めるなど、「Win against CORONA」の機運も着実に高まりつつあります。当社グループではこうした環境変化を好機と捉え、この一年で学んだことを活かしつつ、2021年は中核事業である人材紹介事業を中心に、JAC本来の強みであるプロフェッショナル、上質なサービスの提供すなわちJACのコアバリュー(Core Value)を基軸に生産性の回復を、また優秀なコンサルタントならびにマネージメント層の採用強化などを通じ、ビジネスの再拡大に向けた取り組みを進めてまいります。また同時に、中長期的な成長戦略の一環として、事業構成の多様化にも着手してまいります。


名実ともに世界一のRecruitment Consultancyを目指していく中、世界各国で「人と企業の志」をつないでいくJACの理念は不変であります。株主の皆様には、今後とも引き続きのご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2021年3月

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