健康経営に関する取り組み

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「健康経営優良法人2024」に認定

健康経営優良法人2023

株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントは、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2024」の認定企業です。
健康経営優良法人制度とは、健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を表彰する制度です。
当社は、全社を挙げた継続的な取り組みが高く評価され、2018年から7年連続で「健康経営優良法人」の認定を受けています。

JAC Recruitment の健康経営に対するアプローチ

企業理念

当社は、以下の「Philosophy & Policy」を創業以来ゆるぎない価値観として掲げ、成長と発展の礎としています。

特に「Freedom & Discipline」においては、皆がそれぞれの業界に精通した転職支援のプロフェッショナルとして、人材を紹介する事業の模範となること。企業の成長に、そして人の成長に介在する意義のある個人であること。そのためには心身ともに健康を重んじ、常に平常心を保ちすこやかである事を理念として掲げています。

健康経営方針

私たちは、「人と企業と経済をつなぎその成長に貢献する」という使命のもと、その貢献をグローバル規模で拡大し、世界一の人材紹介会社になることを目指しています。転職希望者と企業をつなぐ社員が健康であることは必要条件であり、その健康を維持向上し続けることで私たちの介在価値が高められると考えています。社員全員が自らの意思で健康の維持向上に努められるよう、全社を挙げてさまざまな健康促進の取り組みを行っています。

現状課題

1.運動習慣

当社の社員は平均年齢が34歳と比較的若いにも関わらず、脂質代謝や肝機能等の生活習慣病に関する有所見率が高い結果が出ています。当社社員の運動習慣者比率は健保平均値よりも低いことから、より多くの社員に対し生活習慣病予防のための定期的な運動習慣をつける支援を行うことが課題となっています。

2.ワークライフバランスの確保

人材紹介コンサルタントの社員は、転職を希望する求職者の方々との面談を夜に行うことが多いことから、終業時間が比較的遅めの時間帯になりがちです。また、有給休暇および夏季特別休暇の取得日数は年間平均9日にとどまっていることから、より自発的に休暇取得が促進され、且つ、長時間労働が抑制され、心身共に安心して仕事と個々のライフステージが両立し続けられるようなメリハリを持って働ける職場環境作りも課題です。
※目標:有給休暇および夏季特別休暇取得日数 11日(2025年まで)

3.仕事とライフステージの両立

当社は社員の男女比がほぼ半々と、多くの女性社員が活躍しており、育児休業からの復職率も非常に高い水準を誇っております。人材紹介ビジネスは顧客企業や仕事を紹介した方々や求職者との関係を構築することが重要なビジネスであることから、社員の出産または育児にかかる精神的・肉体的負担を軽減し、キャリアを継続させることも課題となっています。同時に、ご家族・身内の方々の介護、社員個人の病気等含めた、個々のライフステージの変化にも柔軟に対応し、個人を尊重した上でのキャリアとの両立を促進させることも目指しています。

4.禁煙の取り組み

当社は、喫煙は本人だけでなく周囲の健康も害するものであると考えます。プロフェッショナルとして健康な状態を維持するために、喫煙に対する意識を改めるため全社員に禁煙を推奨し、最終的に喫煙率0%を目指しています。

体制について

当社では「健康経営推進委員会」を組織化し、健康経営の取り組みを行っています。副社長・管理本部長が委員長を務め、人事労務担当部長および人事チームと産業医、本社と各支店の衛生委員が連携し、毎年の健康課題を踏まえた目標設定を行い、各施策を実施。各拠点の衛生委員から実施状況の報告を受け、評価を行う体制を整えています。委員会での議論の内容は取締役会にも報告されます。

社員の健康促進に向けた取り組み

当社では、社員の健康促進に関する計画の立案と実施だけでなく、政府が促進する「働き方改革」の方針に則り、時間を有効活用し効率的に成果を生むための働き方の改善や、社員のワーク・ライフスタイルが向上する取り組みなどを包括的に支援する取り組みを行っています。

具体的な取り組み

  1. 健康状態の把握
    • 健康診断の受診促進
    • 人間ドックの受診推進および費用補助
    • ストレスチェックの実施
  2. 健康促進の取り組み
    • 運動促進プログラムの導入
    • 社内ストレッチ講座の開催
    • 社内クラブ活動支援
  3. 疾病予防機会の提供
    • インフルエンザ予防接種の実施及び費用補助
    • 無料歯科検診の実施

運動促進プログラム(ヘルシーチャレンジ)の実施

社員が運動習慣を持つきっかけづくりのため、定期的な運動をする社員に対しポイントを付与し、ポイントの数に応じて商品券を進呈するプログラムを実施。参加者は毎年増加しています。また、スポーツクラブ等運動施設の利用に対して費用補助も行っています。

ストレッチ講座の実施

外部講師を招き、肩こり・腰痛防止のための、仕事中でも行える簡単な体操の方法について講座を開催しています。

社内クラブ活動支援

当社ではフットサル、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ヨガなど様々なクラブを設け、社員が自発的に参加し活動しています。会社は各クラブの運営における補助金を支給し、支援を行っています。

ワーク・ライフスタイル改善支援

  1. 労働時間、休暇
    • 労働時間管理
    • 有給休暇取得奨励
  2. 情報・教育
    • 健康向上のための情報提供
    • 教育機会の提供
  3. その他
    • 育児支援金制度
    • 仕事と育児両立のための働き方委員会
      (Working Parents Committee)

労働時間管理

全社対象の労働時間管理方針のもと、限られた時間内で成果を出すことに取り組むとともに、求職者の面談が夜に行われることが多い仕事であることからフレックス出社を促進するなど、柔軟な働き方を推進しています。また、夏季休暇は連続9日間の取得を促進し、心身共にリフレッシュする機会を提供しています。

育児支援金制度

子供を持つ社員に対して、仕事と育児の両立支援のため、最高10万円/月の育児手当金を支給。託児所費用を越える託児サービスの利用ができるよう会社が支援することで、プロフェショナルとして心身ともに安心して仕事に取り組むことができるよう取り組んでいます。

仕事と育児両立の働き方委員会(Working Parents Committee)

本社、各支店の子供を持つ社員が集まり、育児をしながら仕事をする際の悩みを共有したり、時間管理についてアドバイスし合うなど、仕事と家庭との両立を図るための意見交換会(Working Parents Community)を定期的に開催しています。更に、コミュニティの代表の社員と人事から成る「仕事と育児両立の働き方委員会」(Working Parents Committee)を設け、コミュニティの中で出た意見に対して会社としてどのような支援ができるかを話し合ったり、コミュニティの更なる活性化策を議論したりしています。

これまでの成果と目標

2025年までの目標 2023年の実績
健康診断受診率 100% 100%
(前期比 +0pt)
ストレスチェック受診率 100% 90.2%
(前期比 +2.5pt)
特定保健指導実施率
※2022年実績
25% 6.9%
(前期比 +0.5pt)
運動習慣者比率
(運動促進プログラム参加者比率)
30%以上 28.0%
(前期比 +0.7pt)
喫煙率 0% 5.7%
(前期比 △1.7pt)
健康診断有所見者比率 20% 26.0%
(前期比 △1.0pt)
有給休暇および
夏季特別休暇取得日数
11日 11.4日
(前期比 +0.86日)