Recruiter InterviewVol.3

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Profile
小松 宙
ヘルスケア領域の転職エージェントで10年の経験を積み、RPO業界へ転職。前職のRPO企業ではITや製薬、コンサルティングファームにてリクルーター・PMとしてクライアント業務に従事。 2022年11月に株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントに入社、RPO Divisionに配属となる。 現在はリクルーターとして、外資製薬クライアント業務をチームで担当。
これまでの経歴について
- RPOという仕事に興味を持ったきっかけを教えてください
- 10年ほど、転職エージェントとしてクライアント企業の採用支援に携わっていましたが、徐々に「エージェントとしての採用活動」と「企業人事としての採用活動」の業務の違いに興味を持ったことがきっかけです。
そこから「企業人事としての採用活動を幅広く経験できれば、そこで得た採用の知見や経験がエージェント業務においても活かせるのではないか」と考え始めました。
その中で、多くの企業の採用活動にプロジェクト単位で携わることができるRPOを知り、RPOであれば、より多くの業界や企業での採用経験を積むことができると思い、強く興味を持ちました。
実際にRPOを経験して思うのは、クライアント企業一社の採用支援にコミットする責任感や大変さにやりがいがある、ということです。そこからは現在に至るまで、エージェントに戻ることなくRPOとして活動をしています。
- 前職でのRPOの業務内容、役割を教えてください
- 前職ではRPOを3年経験しました。最初の2年はリクルーターとして、主に外資系企業にて母集団形成からオファー面談まで幅広い業務を担当していました。残りの1年はプレイングマネージャーとして複数プロジェクトのマネジメントをしていました。JACのRPO Divisionのように、採用成功に向けて主体的にクライアントに提案することは少なく、クライアントの希望に沿った業務をメインに行っていました。
プロジェクト内容としては営業組織の立ち上げに伴う大量採用の支援や、地方でのエンジニア採用でしたね。クライアントの企業規模が拡大するフェーズに携わることが多く、私が採用した候補者様がクライアント先で活躍している姿を見ると、クライアントへの貢献とやりがいを感じました。また、異なる業界の様々な採用業務を経験できることも面白いと感じました。
- その中で、同じRPOの別会社へ転職をしようと思ったきっかけは何ですか?
- RPOで働くことのやりがいや面白さ、企業への提供価値を感じたことから、より多くの方にこの魅力を知ってほしいという気持ちが芽生え、自身が所属する組織の拡大にも挑戦したいと思うようになったことがきっかけです。
RPOは様々な業界の人材ビジネス出身者が集まっていることが多く、そういったバックグラウンドの方々と共に働くことで、学びになることが沢山あります。また、そのノウハウ蓄積によってクライアント企業への付加価値をより高めることができます。そうした魅力が、ほかの人材ビジネスに比べて、まだ世間には知られていないと感じました。
そこで、RPOの魅力をより多くの企業・人材ビジネスの方に知っていただくために、RPOの組織拡大に挑戦したいと思ったのです。 当時、所属していた企業も大きな組織ではなかったのですが、所属組織の成長性と、自身の貢献度を考えた時に、立ち上げフェーズのRPO企業のほうが良いのではと思い、転職を検討し始めました。
JACに興味を持ったきっかけ
- JAC RPO Divisionを知った経緯と入社した理由を教えてください
- 前職にいた際、業務上でJACのコンサルタントと接点を持つ機会があり、JACは人材紹介企業として質の高いサービスを提供する企業であると感じていました。また、偶然にもJACの人事からスカウトをいただき、面談にて、RPO事業が立ち上げフェーズであることを聞きました。そのなかで、今後JACのRPO事業がシェアを拡大していく組織だと感じ、私が次のキャリアで求めることと親和性を感じて興味を持ちました。
シェア拡大については、JACの人材紹介部門からRPOのニーズがある企業の案件をパスしていただくスキームがあることを知り、RPO事業を展開している人材ビジネス企業ではJAC RPOの規模が一番大きいと思い、今後の発展と拡大を信じて入社を決めました。
入社してからの業務内容、前職との違い
- 入社後、どのような業務に携わっていますか?
- 入社してから、3社のクライアントを経験しました。はじめは大手製造業の子会社を1名で担当し、次に大手製薬企業を3名のチーム体制で、現在では外資製薬企業を6名のチーム体制で、プロジェクトに参画しています。
また、RPO Divisionには事業基盤の安定・構築を目的とした、部内の課題解決をミッションとする社内プロジェクトがあり、その中で営業プロジェクトを担当しています。社内外のプロジェクトで、それぞれ新しい経験ができて面白いと感じています。
前職では機械的に業務を進めることが多かったのですが、JACのRPOは採用の「最適化」をビジョンに掲げ、クライアントの採用課題の発見から提案、解決実務まで、幅広く業務を行っており、採用活動への貢献にやりがいを感じています。社内プロジェクトでは、JACの人材紹介部門と連携してRPOへの案件パス強化を推進しており、RPO Divisionのさらなる組織拡大へ繋げていきたいと強く思っています。成長フェーズということもあり、組織として必要なことを自分たちで作っていく面白さがありますよ。
RPOだからこそのやりがい
- 業務の中で大変に感じることや、その中でのやりがいはありますか?
- 新しい業界のクライアントを担当するときは、業界理解や求人理解などのキャッチアップは大変ですが、今まで経験したことがない業界だからこそ新しい発見や学びがあり、楽しいと感じます。大変ですが、RPOの醍醐味だと思いますよ。また、クライアントへの提案業務も多くの困難があり、大変な部分もありますが、結果としてクライアント組織の拡大に立ち会えることに、やりがいを感じます。
課題に直面した時は、周囲の方にアドバイスを求めて解決に動いています。JACのRPO Divisionには60名弱のメンバーが在籍していて、それぞれのバックグラウンド、経験やノウハウが異なるので、自分にはないアイデアをいただけます。みんなすぐに手を差し伸べてくれて、業務上の困難なことも、解決へ向けて動くことができます。マネジメント体制も充実していて、社内でのコミュニケーションの取りやすさやサポート体制はとても良いと思っています。
今後のビジョンについて
- 今後、やりたいことはありますか?
- 組織をより良くしていきたいと考えています。RPOは業界ごとにニーズがある仕事なので、業界ごとに強みを持ったチームができるようにするのも良いと思いますし、一方でリクルーターがどんな業界でもパフォーマンスを発揮できるような体制を構築していくのも良いかなと思っています。
JACのRPOは質の追求・提案・最適化に取り組んでいるので、より多くのクライアントの力になれる組織であることが良いと思います。人材ビジネスに携わられている方や、私のように別企業でRPOとして活躍されている方に、ぜひジョインしていただき、JACのRPO Divisionをより大きくしていきたいなと思います。