株主の皆様へ

代表取締役社長 松園 健

message_img01.jpg 株主の皆様には、日ごろよりご支援を賜りまして、厚くお礼を申しあげます。
 第30期となる2016年、代表取締役社長として6年目を迎えました本年のご報告をさらなる増収と最高益の更新という形でお伝えできることに、心から感謝いたします。

 

 2016年は、円高等の影響による景気の停滞も一時懸念されましたが企業の求人意欲は衰えず、当社グループの業績は、ターゲットとする中高額年収帯並びに専門性の高い求人の成約が順調に推移し、売上高は期初の予想を上回りました。

 

 現在、当社グループの人材紹介事業においては、上記ターゲットへの集中をさらに進めるため、高額案件に対応できる優秀な人材の採用と定着、並びに業界に精通する人材紹介コンサルタントを育成するための社員教育に注力しております。

 

 2016年は特に、「Quality, Quality & Quality with Quantity」をキーワードとして、「結果(Results)」「マーケット(Market)」「上質な仕事(Philosophy)」の3つの「質(Quality)」に重点を置き、これらを「量(Quantity)」と共に向上させることで、顧客の満足度と生産性を高めていくことを目標としてまいりました。全ての社員がこの目標を根底から理解し、必要となる技量を習得していくための教育態勢を継続的に強化し、自社開発を含めた研修カリキュラムの充実を図りました。

 

 その一方で、人材紹介事業のさらなる規模拡大に向けた施策も講じてまいりました。4月には経営の意思決定迅速化による業績の向上と次世代経営者の育成・確保を目的とした執行役員(Associate Director)制度を導入したほか、7月には当社7番目の拠点となる静岡支店を新たに開設し、地元企業に次世代経営者、海外事業要員等の紹介を開始いたしました。また、2017年1月には広島市に中国支店を開設、さらに関東周辺地域における新拠点の開設準備にも着手しており、今後においても高額人材紹介の地方展開を加速させていく方針です。

 

 こうした取り組みは全て、当社が「中高額求人市場の人材紹介における確固たるリーダー」としての業界内ポジションを確立するとともに、安定的財務基盤を形成して株主還元の増加を図ることを目的としたものであり、今後においても、外資系、グローバルビジネスとグローバル人材、エグゼクティブ、スペシャリストをキーワードとして、これら当社の特長をさらに強化していく中長期的な経営戦略は不変であります。

 

 第31期となります2017年は、来るべき人材紹介コンサルタント1,000人体制の基礎を築く一年間とするべく、経営の総意を傾けてまいります。特に、2016年においてはコンサルタント数が中期経営計画における予定値を下回った点を重く受け止めており、その計画達成に不可欠となる要員数の確保に向け、社員採用専任チームの強化等の必要となる施策は積極的に展開してまいります。株主の皆様には、今後とも引き続きのご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2017年3月